夏になると線路脇や道路などにボウボウと育つこの植物たち。2種類の違う植物だということに気づいたのは最近のこと。なにしろ姿がソックリだし、混ざって育っていることも多いもので。
しっかり見分けられるようになりたくて、お盆休み中に真夏の陽射しに灼かれながら撮影・観察してきました。(撮影:2007年8月)
※もしかしたら間違いもあるかもしれません。お気づきの場合、ご指摘いただければ幸いです。
(1) 全体の姿 |
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オオアレチノギク(大荒地野菊) Erigeron sumatrensis |
ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬) Erigeron canadensis |
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葉の幅が広く、葉先が横か下を向いているように見えます。 | 葉の幅はやや細く、葉先は上を向いているようですが、そうでない個体もあるので悩んでしまいます。 | |
(2) 花 |
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メジャーがピンボケでごめんなさい。でも目安ぐらいにはなるかと。 |
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オオアレチノギク | ヒメムカシヨモギ | |
こちらのほうが大きく、ころっとした形です。 | 小さい分、花の数が多いのかもしれません。 白い舌状花がやや目立つようです。 |
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(3) 葉の付き方 |
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オオアレチノギク | ヒメムカシヨモギ | |
葉の付け根から腋芽の小さな葉が出てきているので、一見不規則な感じがします。 | 葉が規則正しく生えているように見えます。これも個体差があるので、またまた悩んでしまいます。 | |
(4) その他、綿毛など |
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個体差がありすぎてますます混乱しそう。見ないほうがいいかもしれません。 | ||
オオアレチノギク | ヒメムカシヨモギ | |
次シーズンの課題: 花が咲く前の若い株の状態でも区別できるようになること! |